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亡羊と遊ぶメランコリー――小説家志望・束木志埜のブログ

小説家を目指すわたくしのブログ。色々なことに関心を持ち、できる限りのことをしたく思います。小説・アニメ・漫画等々の感想や日々のこと、創作についても書いていきます。よろしくお願いします!

ティムバートン最新作『ミス・ペレグリンと奇妙な子供たち』が面白そうなので、他のティムバートン作品をおすすめしてみる

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目次

 

前書き

 タイトルが長いですね。

 まあ、それは置いておくとして束木です。
 今回は、わたくしも大好きティムバートンについてのお話です。ティムバートンは多くの名作を生み出していますが、その中でも、今日ご紹介するお話は、かなり気に入っているモノです。しかし、人によってはこの絵本の存在すら知らないのではないでしょうか。
 折角、最新映画が上映されるのですから、その前にちょっとした情報を取り入れておくのもよろしいかと提案いたしますよ。

 『ミス・ペレグリンと奇妙な子供たち』ってどんな感じのお話? 原作は? 見所は? 

 さて、2017年の2月3日にティムバートン最新作『ミス・ペレグリンと奇妙な子供たち』が全国ロードショーとなります。実に楽しみですよね。

 ティムバートンの作品はどれも独特の雰囲気があり、ダークアンドホラーな風味に、エッセンスとしてキュートやポップが交えられており、何処までもその世界観に惹き付けられてしまいます。
 ちなみに、この『ミス・ペレグリンと奇妙な子供たち』には原作がございます。これはティムバートンが執筆したものではなく、ランサム・リグズという別の作家さんが描いた作品です。
 ティムバートンは、原作に独自の解釈を加えることがよくありますので、こちらの原作もチェックしておくべきでしょう。
 50枚の写真(白黒のアンティークな写真などが多く、その写真はどれも心霊写真や遺影のような不気味さを孕んでおります。そこに加えられていく奇妙な物語は、映画とはまた違った、そして既存の小説や絵本とはまた異なった楽しみをあなたに与えてくださることでしょう)。
 原作もチェック! 他の方のレビューもありますよ!

 

 

 で、このティムバートンの最新作の内容は、大方において今紹介した原作で解ることでしょう。映画の予告ムービーも観ておくべきでしょうね。
 奇妙な個性を持った、普通の人とは馴染めない人々……それぞれの個性とは!?(公式サイトにはジェイクと双子以外載っております) 


 そして、ジェイクの持つ特殊能力の正体、それがどのような形でみんなを守ることへ繋がるのか時間を巻き戻し、ホローガストを退ける未来を掴むことができるのか……!


 と、注目ポイントはたくさんです。また、これをティムバートンが手がけることにより、どのような革命が起こるのやら、楽しみで仕方がありませんよね! 
 必見に重ねて必見!

 

ティムバートン『オイスターボーイの憂鬱な死』ってどんなお話?

 肝心の他のティムバートン作品の紹介へ移りましょう。
 実は、ティムバートンは、この『ミス・ペレグリンと奇妙な子供たち』に似た作品を既に書いております。しかも、絵本です。
 この作品のタイトルは『オイスターボーイの憂鬱な死』でございます。


 みなさん、ティムバートンの絵の独特さをご存じですか?


 あの残酷で凄惨で不気味で、しかし何処か抜けたかわいらしさを持った絵は、ティムバートンの強烈な持ち味ですよね。
オイスターボーイの憂鬱な死』には、例えばこのようなキャラクターが登場します(著作権がありますので、フィギュアの広告を貼ることにしますね。これ欲しい……)。

 


 と、このようなファンシーかつ不気味なキャラクターたちが多く登場する絵本です。
 とても憂鬱で、悲しくて、寂しくて、報われない……けれど、読むとなんだか前向きになれるという不思議な絵本となっております。

ティムバートンの描く独特な絵、同じく独特な詩(絵と詩で構成された物語なのですよ)が紡ぎ出すお話はどれも魅力的。


 お話の内容を一部紹介しますと、ステインボーイ
 彼はスーパーヒーローです。そして、身体からシミ(インクとか醤油とかで付く、あれ)を出します。大したヒーローではございません。そのような彼を主役としたお話が数ページあります。彼の物語は、その設定のコミカルさとは反するように、孤独な暗さがありました。
 他には、表題作であるオイスターボーイ。彼は牡蠣人間として生まれてしまいました。周囲は彼と彼を生んだ夫婦を恐れ、夫婦はその所為でまた同じような子が産まれるのではないかと、夜のあれこれを恐れるように。そして、医者が診断によって出したとある結論により、精力をつけるある食べ物が注目され……


 と、このようにこの絵本はブラックな内容ばかりで、救われないお話もたくさんあります。
 絵本にしては多い127ページの物語は、短いエピソードがたくさん描かれております。毎回主役を変える手法も、また面白いですね。
 様々なキャラクターがいて、その誰もが奇妙な子たちで、なんだか愛着が出てしまいます。


 今回紹介した二人以外にも、家電製品との不倫で生まれ、ゴミ箱と間違えられている子ども、ロボットボーイなどのお話もあります。
 まだまだまだまだキャラクターは多くいますのでご安心を。その誰もが奇妙な自分を愛せなくて、それに悩んでいて、それでも頑張るお話。報われて欲しいですよ、ほんと。
 ともかく、この『オイスターボーイの憂鬱な死』
 ティムバートンファンでしたらば、一度は読んでおかねば恥ずかしいレベルです! ティムバートンを語る上で、決して忘れることのできないこの一冊。
 まだの方は、この機会にお読みになられてはいかがでしょうか?

  ともかく、詳細を見てみましょう。

 

おわりのコーナー

 今日の語彙は『漸次』

  1. [副]しだいに。だんだん。「老齢人口が漸次増加する」

     

 引用は『goo国語辞書』より。

 では、さようなら。