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亡羊と遊ぶメランコリー――小説家志望・束木志埜のブログ

小説家を目指すわたくしのブログ。色々なことに関心を持ち、できる限りのことをしたく思います。小説・アニメ・漫画等々の感想や日々のこと、創作についても書いていきます。よろしくお願いします!

評価シートが届きました! (第十一回小学館ライトノベル大賞)

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目次

 

評価シートが届きました

 第十一回小学館ライトノベル大賞の評価シートが届きました。パスワード付きのメールがしばらくすると送られてくるという丁寧さにときめきましたね。勝者にだけでなく、敗者にまで優しいとは! みたいな感じです。

 

 ともかく、何時届くのかをまったく知らなかったのでかなり不意打ち気味の嬉しさでした。

 で、何についての評価シートなのかと言いますと、わたくしが本ブログで公開しています『龍と奏でる英雄譚』について、でした。

 

 結構、細かく評価をくださったので、個人としては嬉しく思います。

 電撃の評価シートもいただいたことがありますが、あの時とある意味で同じ致命点を指摘されたので、恐怖と落胆で現在は顔が青ざめております。

 

評価シートの構成について

 まず、評価シートには『個別評価』という項目があります。

 それは、

 

 文章力

 キャラクター造形

 ストーリー性

 物語の構成力

 オリジナリティ

 総合力

 

 の六項目で構築されていました。

 ちなみに、わたくしの成績は散々でした。

 ブログの中でも、わたくしは『反省会』と評して色々言っていますが、その反省点は見事に的中していたようです。解っていたのに直せない、そういうわたくしでした。

 というか、書かれていることが基本的に、自らの反省会と同じだったというのがちょっとだけ残念です。

 

 わたくしの成績は

 

 

 文章力 C

 キャラクター造形 B

 ストーリー性 B

 物語の構成力 C

 オリジナリティ C

 総合力 B

 

 という。

 かなりの低成績を残す形となりました。残念!

 Cが最低点だと思う居ますので、他のBもすべてお情けであるやもしれませんね。

 

 その次の項目は『今後の課題』でした。

 最初に良かった点。

 わたくしの場合は熱量と勢いだけでした。後半を盛り上げる筆力は素晴らしいと思います、とは書いてくださったものの、これは端的に言うと「序盤が酷い」という意味でもあります。

 文章が読みやすいというのも、C評価故の、簡単みたいな感じであると予測されます。キャラクターが魅力的というのは、おそらく、ライトノベルの必要最低上限なのだと思われます。

 

 その次は『足りなかった点』です。

 わたくしの場合は、終盤までの間にヒロインをもっときちんと立てろ、ということでした。メインヒロインであるところのドロシーの登場が少ない、というのは致命的であるようです。たしかに、ドロシーの印象が薄くお話となってしまっていて、ヒロインがとても重要視されるライトノベルにとっては最悪です。

 現在書いているお話もヒロインの描写は大目に割いていますが、後半の新ヒロイン登場がそれをぼかしてしまうやも……

 

 メインヒロインはメインヒロインとして扱う、これは基本のようです。そして、とても重大なことのようです。

 

 また、主人公が迫害されている理由が浅い、ということでした。

 世界で六人しかいない、世界の英雄の一人が無能というのは迫害される理由たり得ると考えていたのですが、この『世界に六人しか居ない』という部分が弱かったのだと思われます。

 世界の広さや他の英雄についてが少なかったのでしょう。故に、ここはわたくしの説明力・描写力の不足が原因として挙げられます。

 理由には問題は少ないでしょう。

 その理由に説得力を持たせられなかった、わたくしの筆力の問題です。

 

 評価シートに書かれたことを素直に受け止めろ、というお声もあるでしょう。けれど、評価シートの指示通りにするにしても、きちんと自分で考えて、自分の中で飲み込む必要があるかと感じます。

 ですから、『理由が弱い』の理由について、わたくしは着目しました。

 不快になられた方、申し訳ありません。

 

 その他にも、ジャンルについてのお話がありました。

 SF要素を混ぜるのが逃げである、といった趣旨の文でした。純粋なファンタジーで勝負に出る覚悟がなかったのは、かなり自覚があります。変なところで真っ向勝負を避ける弱さですね。

 

 方向性を定める必要性があるそうです。その通りだと思います。

 

 そして、次の項目ですが『改善すべき点』です。

 わたくしの場合は、ドロシーの描写の不足でした。ヒロインである彼女の扱いが雑であったのは、確かにわたくしの不徳の成すところ。

 

 また、繰り返しにはなりますが、主人公の迫害の理由が薄い、との点でした。で、ここには明確な改善方法が記載されておりまして、曰く「主人公への迫害も何か明確な『罪(力不足ゆえの)』があれば納得できるかもしれません」とのことでした。

 確かに、その通りですね。

 

 けれど、最後の指摘だけがよく解りません。

 キャラクターを殺すならば、そのキャラクターが死んだことにショックを受けるように、きちんとキャラを作ってやらねばならない、という感じの指摘でした。が、わたくしは誰かを作中で殺しましたでしょうか。

 オーケストラやミュゼルのことでしょうか。

 どの点を指しているのかが解らないので、このお話に対する反省のしようがありませんでした。もしかすると、謙譲によって殺された子どもなのかもしれませんね。であるならば、それはとても自覚的でした。まあ、けれど、ページ数的に描写を割いた部分ですから、ちょっとあれでした。

 

 ただし、このキャラクターを殺す際は丁寧に、というのはわたくしも常々思っていた部分ですから、『龍と奏でる英雄譚』には活かせないにしても、他作には良い影響を及ぼすかと思われます。

 とても参考になる評価シートでしたね。

 

おわりに

 もう少し辛口だと嬉しかったのですが、それを望むのはやや身勝手というもの。編集の方にも都合というモノがありますからね。あまり人の不興を買うのも怖いでしょうし、全員がわたくしのように辛口での罵倒を求めているわけではないでしょうから。

 

 勉強する意味でも、とても意義のある公募参加になりました。

 やはり、評価シートがあるのとないのとでは、随分とモチベーションが変わってきますね。課題も多く見えてきましたしね。

 

 とても楽しく、勉強になりました。

 ということで、みなさんありがとうございました!